Linux備忘録19:パケット採取、findディレクトリ除外(tcpdump,find)、splitコマンドでのファイル分割、結合
【インターフェースでtcpdumpを採取する】
基本系は以下
→ tcpdump -i {インターフェース名} -w {ファイル名}
・ポートおよび通信先ホストを限定してtcpdumpを取得する。
※ホスト名【server1:192.168.0.1】とのNTP通信(123ポート)についてキャプチャする。
# tcpdump -i eth0 port 123 and host 192.168.0.1 -w server1_ntp.cap
→{server1_ntp.cap}は任意ファイル名
【findコマンドで特定のディレクトリおよびサブディレクトリを削除する。】
・カレントディレクトリ配下のWestディレクトリおよびそのサブディレクトリを除外する。
# find ./ \( -not -path "*/West/*" -a -not -path "*/West" \) -type d
※パスはダブルクォートでくくる。
・複数の検索条件をアンド指定する。
→"\("と"\)"条件をくくり、-aオプションで条件を重ねる
※-oオプションが"or"で条件をつなげる。
→パスはワイルドカード"*"が使用可能
【splitコマンドでファイルを分割、結合する】
・ファイルを分割する。
※rhel8.isoというファイルを分割する場合を例として記載。
# split -b 500M -d /tmp/rhel8.iso [接頭辞]
⇒-bは分割容量を指定、上記の場合は「500MB」を上限としてファイル分割する。
⇒-dは接尾辞にアルファベットでは無く、数字を付与するオプション。
(指定接頭+00、指定接頭辞+01...指定接頭辞+04~みたいなファイル名で作成される)
ファイル個数で分けたい場合は{-n ファイル数}オプションを使用する。
# split -n 3 /tmp/rhel8.iso
※接頭辞を指定しない場合、元ファイル名に{aa,ab,ac...} の接尾辞が付与される。
・分割したファイルを結合する
※以下のような分割ファイルがあった場合。
# ls ./
OSmedia_00 OSmedia_02 OSmedia_04 OSmedia_06
OSmedia_01 OSmedia_03 OSmedia_05 OSmedia_07
# cat OSmedia_?? > comb.iso ←catコマンドで全ファイル内容を標準出力しファイル出力する。