Linux備忘録13:パッケージ関連コマンド(rpm、yum)
使用予定がありそうな、パッケージ関連の備忘録
ほぼコピペなので引用元サイトを記載させていただいております。
※検証はしておりませんため、情報が古い等により実行結果の保障は出来ません。
※上記サイトより引用
【パッケージの依存関係を調べる】
パッケージ名から依存関係を調べる
# yum deplist <PKG>
RPM ファイルから依存関係を確認する
【ダウンロードしたパッケージからリポジトリを作成する】
# yum install -y createrepo yum-utils
# mkdir -p ~/yum/myrepo/Packages; cd $_
# yumdownloader --resolve <PKG>
# cd ../..
# createrepo myrepo
作成したリポジトリは tar などで固めて他のサーバに持っていくことも可能。
【リポジトリを使用可能にする】
# vi /etc/yum.repos.d/myrepo.repo
[myrepo]
name=MyRepo
baseurl=file:///root/yum/myrepo
enabled=1
gpgcheck=0
# yum clean all
# yum repolist
# yum search <PKG>
【rpmコマンドの主なオプション】
【 rpm 】コマンド(応用編その1)――パッケージの情報を調べる(1):Linux基本コマンドTips(48) - @IT
※上記サイトより引用
●コマンドオプション
短いオプション | 長いオプション | 意味 |
---|---|---|
-i | --install パッケージファイル名 | パッケージをインストールする |
-U | --upgrade パッケージファイル名 | パッケージをアップグレードする(「--install」と同じオプションが使用可能) |
-F | --freshen パッケージファイル名 | 以前のバージョンがインストールされているときのみパッケージをアップグレードする |
-e | --erase パッケージ | パッケージをアンインストール(削除)する |
-q | --query | 問い合わせ(パッケージ情報の表示と検索) |
-V | --verify | パッケージを検査する |
●共通のオプション(-i、-U、-qなどと同時に使用)
-v | 情報表示を増やす | |
---|---|---|
-vv | 「-v」指定時よりも詳細な情報を表示する(デバッグ用) | |
--quiet | 情報表示を減らす(エラーメッセージのみになる) |
●情報問い合わせ関連(-q、-Vと一緒に使用するオプション)
短いオプション | 長いオプション | 意味 |
---|---|---|
-a | --all | インストールされているパッケージを一覧表示する |
-i | パッケージの情報を表示する | |
--provides | パッケージが提供する機能(ライブラリなど)を表示する | |
-R | --requires | 依存しているファイル名を表示する |
--changelog | パッケージの更新情報を表示する | |
-l | --list | パッケージに含まれるファイルを表示する |
-c | --configfiles | 設定ファイルのみを表示する(「-l」を指定したものと見なす) |
-d | --docfiles | 文書ファイルのみを表示する(「-l」を指定したものと見なす) |
-f ファイル名 | --file ファイル名 | 指定したファイルがどのパッケージからインストールされたのかを表示する(フィールドあるいはフルパスで指定) |
-p | パッケージ名ではなく、RPMパッケージファイルを指定して問い合わせる |
●インストール/更新時に使用できるオプション
短いオプション | 長いオプション | 意味 |
---|---|---|
--excludepath OLDPATH | パスの名前が「OLDPATH」で始まるファイルをインストールしない | |
--excludedocs | 「man」なども含め、文書であるとマーク付されたファイルをインストールしない | |
--includedocs | 文書ファイルをインストールする(デフォルト) | |
--ignoresize | インストール前に、ディスクの空き領域をチェックしない | |
--ignorearch | パッケージのアーキテクチャ(CPUなど)がインストール先と一致しなくてもインストールやアップグレードを行う | |
--ignoreos | パッケージのOSがインストール先と一致しなくてもインストールやアップグレードを行う | |
--nosignature | パッケージまたはへッダの署名を検査しない | |
--nosuggest | 不明な依存性を解消するパッケージを提案しない | |
--noscriopts | ファイルの配置だけを行いスクリプトは実行しない | |
--force | 「--replacepkgs」「--replacefiles」「--oldpackage」相当 | |
--replacepkgs | 指定したパッケージが既にインストールされていてもインストールする | |
--replacefiles | 他のパッケージによってインストールされたファイルを置き換えてしまう場合でもインストールする | |
--oldpackage | インストール済みのパッケージよりもバージョンが古くても更新する |
●インストール/更新/削除時に使用できるオプション
-h | --hash | インストール時の経過を「#」マーク(ハッシュマーク)で表示する |
---|---|---|
--test | 実際のインストールなどは行わず、テストのみ行う | |
--nodeps | パッケージの依存関係を検証しない |